営業活動によるキャッシュフローをわかりやすく分析するには?

営業活動によるキャッシュフローは、企業の本業で生じたキャッシュの増減を計算しています。
すべての項目が営業活動に紐付いていると考えると、とてもわかりやすいです。

営業活動によるキャッシュフローの分析はわかりやすい

営業活動の結果なので、税金等調整前当期純利益(損失)から計算を始めます。

日産を例にとってみましょう。

減価償却費は、実際にお金が出ていったわけではありません。
過去に投資した金額を法定年数で割って、1年毎に計上した金額です。
損益計算書ではコストとして引いて損益を計算しますが、実際はその金額は手元に残っているので、キャッシュフロー計算書では戻してあげます。
つまり、当期純利益にプラスしてあげるということです。

その他、リース代金、売上債権(売掛金)の増減、退職給付費用、在庫などの棚卸資産の増減などを足したり引いたりして現金の増減を計算します。

株式投資の視点

株式投資においては、流動負債を返済できるだけのキャッシュが稼げているのか、をチェックします。
また貸借対照表にある固定負債に対して、この年度のキャッシュフローであれば何年間で返すことが出来るのか、と分析するのにも使います。

キャッシュフローを見る上で、売掛金の増減をチェックすることはとっても重要です。
できれば数年間の数字を並べて、推移を見ていくといいです。
経営者が売掛金を減らすように経営をしているようであれば、キャッシュを手元に残す努力をしていることが見て取れます。

関連記事