財務活動によるキャッシュフローを把握すると負債状況が分かる【株式投資の基礎知識】

財務活動によるキャッシュフローの増減は、負債に関係してくるところなのでしっかりとチェックしましょう。
まずは数字の増減が意味するところを把握しましょう。

財務活動によるキャッシュフローの読み方

全日空(ANA)の財務活動によるキャッシュフローです。

財務活動によるキャッシュフローは、短期借入金、長期借入金、社債、リース、自己株式、配当金支払いが関係しています。
各項目の支出がプラスだったら、キャッシュはどうなるのか、マイナスだったらキャッシュはどうなるのか、を把握しましょう。

例えば、社債の償還による支出がマイナスであれば、償還する額が少なくなっているということです。
その分、キャッシュは手元に残りますよね?

配当金の支払額は、当期純利益が十分あって、増配する時に対前年比で増えるので現金はその分減ります。

株式投資の視点

財務活動は、資金調達に関する現金の流れ、と覚えましょう。

よって、財務活動によるキャッシュフローが増えていれば、借入金などの有利子負債が増えているということになります。
株式投資においては、有利子負債の規模が投資判断の一つになってきます。
よって、財務活動は仔細に見ていって、経営状況を判断する材料としましょう。

営業活動によるキャッシュフローは、多けれ多いほど良し。
投資活動によるキャッシュフローは、時と場合による。
財務活動によるキャッシュフローは、少ないほうが良し。
(借金して商売大きくするのは経営上で有りの判断のため一概に言えないけど)

経営状況が悪化しているときの財務活動によるキャッシュフロー増大は、運転資金などの借入となる場合があり、投資においてはリスク要因と判断します。

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