1株当たり当期純利益(EPS)で成長性を見る

1株当たり当期純利益(EPS:Earnings Per Share)は、自分で計算しなくてもほとんどの有価証券報告書に記載されています。
投資家として一株あたりの利益がどのくらいになるのか、というのは投資している以上非常に大切な指標となります。
計算式と株式投資で必要な視点を見ていきましょう。

1株当たり当期純利益の計算式

計算式は以下となります。

1株当たり当期純利益金額 = 当期純利益 ÷ 普通株式の平均株式数

株式は期中の平均発行数となります。
期首と期末の発行数に変化がなければ期末の数字を使って計算します。
期首よりも増えている場合は、期首と期末の平均をとって計算します。

株式投資の視点

株式投資では、単年度の1株当たり当期純利益を見るのではなく、数年に渡って過去の数字を比較します。
仮にキーエンスのように右肩上がりであれば、投資家の利益も右肩上がりなので投資に値する企業となります。

成長性を見る一つの指標として非常に重要です。

当期純利益は財務分析では重要な指標ですが、投資家がその企業の株を買うかどうするかは、純利益の金額だけではなかなか判断できません。
投資家の利益となるのは、1株あたりの純利益が年々増えているのか、あるいは減っているのか、が重要となってきます。
1株当たり当期純利益は成長性を見る指標なので、負債比率などの安全性を別途検討する必要があります。
また、キャッシュフローが十分確保されているのかどうか、利益が損益計算書上であがっていても、売掛金が膨らんでいれば黒字倒産になる可能性も排除できません。

成長性のみならず、安全性の指標も同時に分析すると、より安全に株式投資が出来ます。

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